・通勤時間が短いので疲れにくい
・仕事、勉強、趣味の時間がふえる
・災害の場合、すぐに帰宅できる
住む場所と働く場所は近くにあったほうが生活の質があがります。
自宅の近くに職場があると体力を消耗せずに仕事にも集中できるし、なにかあったらすぐに帰宅ができるのはものすごいメリットです。
忘れ物などがあってもさっと取りに帰ることができてしまうし。満員電車にゆられているだけでもしんどくないですか?
私も会社で働いているときは仕事よりも通勤のほうがはるかにつらかったです。
仕事を早くやめて「脱出しなきゃ」といつも真剣に思っていました。
とにかく疲れるというか。ぐったり。
それに、通勤の時間そのものがものすごい時間のムダなんですよね。
毎日往復2時間、10、20、30年間となるとどのくらいの時間に???
ちょっと考えるとわかりそうなものなのに、長時間通勤が当たり前のようになっている・・・。
「通勤が嫌だから会社やめる」がふつうであってもいいのに。
正直にいうと、まるでこちらが「甘え」のように思われてしまう。
これこそまさに思考停止だと思いませんか?
結局その後、わたしは米国へ行くのをきっかけに会社をやめました。それ以来ずっと通勤というものをしていません。
というか全力で避けてきたというのが本音ですね・・・
さてさて、米国からの帰国後は夫の勤務地が都心。家賃、広さ、そこそこの自然を考えて神奈川県に住みました。
ですが。
あるとき、友人と夜のコンサートにいった帰りの電車でハッとさせられました。
それは、夜9時だというのに夫のいつもの通勤電車が激混みだったことに。
これはしんどすぎるーー。ありえない。
次の引越し先は東京都心に住もうと決めたのです。
そして、いっきにライフスタイルが変わりました。
会社は地下鉄で15分ほどで、たまにランチで帰宅するほどの近さ。
ついでに歯磨きをもしてましたね。笑
夫のほうは通勤時間が激減したおかげで仕事に集中できたとか。おまけに給料もあがっていく。まさに相乗効果ですね。
「全然しんどくなくて仕事に思いっきり集中できた。郊外からの通勤はもうできない」とも。
それを聞いて、職住接近をして心底よかったと思いました。

あと、わたしのほうもマネー、投資、そして不動産の勉強したり、週末は夫婦で相談したり。
郊外に住んでいたときとはまったく違う生活スタイルに。
気になる賃料ですが、都心では1LDKの部屋。郊外の3LDKよりも安くなりました。
そうなんですよねー。私たち夫婦にとって広い部屋は必要なかったんです。
とにかく職場の近くに小さく住む。生活のQOL、めちゃあがりますよ。ほんとに。
ただ、現在はパンデミックの影響も考えないといけないですね。
社内でリモートワークができるのであれば、上記とは反対に郊外に住むかもしれません。
こればっかりは仕事内容次第で決めるしか・・・
リモートワークができない場合は、やっぱり職住接近にしておいたほうがいいです。
もちろん一番ラクなのは自宅兼仕事場。
外に出なくていいので、天気に左右されることがない。
満員電車でクタクタになることもない。
そのぶん、仕事に集中できますよね。
まさに時間の使いかたは「自分次第」ってとこでしょうか。
個人的には、自宅で仕事派なので・・それを経験しちゃうともう通勤できない。笑
そのために、自宅でできるなにかを見つけている。そんな日々を送っています。
ちなみに、現在セミリタイアした夫の勤務先は電車で20分ほど。徒歩圏なのがありがたい。
一度「職住接近」を体験するともう抜け出せないですね。もちろんこれはいい意味で。
結論:家を探すときのポイントとしては「勤務先の会社」と家との距離を意識しておきましょう。

部屋は狭くてもけっこう生きていけますよ