2023年1月。ずっと気になっていた「ウェスティン都ホテル京都」に夫婦で滞在してきました。

今回の一番の楽しみはなんといっても新しくできた温泉施設、「SPA華頂」。京都けあげ温泉という天然温泉です。
2021年にグランドリニューアルとのこと。とっても楽しみにしていたホテルです。
・ホテルにこもっていたい
・南禅寺を散策したい
・温泉SPAを楽しみたい
ホテルを満喫〜庭園、都ギャラリー
京都の東山に広々と敷地に佇んでいるウェスティン京都。
今回はWebサイトを見てどんな施設があるのが事前にチェックしていきました。
特に注目していたのが、庭園と都ギャラリーです。
ということで早めに到着し、荷物をあずけて館内散策へ!
屋上庭園

ホテルの7階に広がる屋上庭園。
ホテルの通路を延々と歩いていくと扉があり、そこを開けると雰囲気が一変します。
まるで地上に戻ったかのようなふしぎな空間が広がっていました。
あと、少し離れた場所には数寄屋風別館「佳水園」。まるで人里離れた山の中にある旅館という感じです。
まさかホテルの上階にこんな宿があるなんて・・ちょっとしたサプライズ。
また、自然の森散策やバードウォッチングができる「野鳥の森・探鳥路」があります。
今回は寒空で行けなかったのが残念。季節のよいときにぜひ散策してみたいです。
ホテル敷地内、というのもちょっとしたプライベート感覚になれますね。
都ギャラリー

2020年の130周年に新しくできた「都ギャラリー」。1890年創業以来、日本や海外の有名人の写真やサインが数多く展示されています。

川端康成、志賀直哉、ヘレンケラー、アインシュタイン、エドワード皇太子、アイゼンハワー、エリザベス女王、ダイアナ妃とチャールズ皇太子など。


写真だけではなく、実際に使っていた家具や器やカトラリーなども展示されていてとても充実していました。
思わず見入ってしまいチェックインの時間が遅れてしまったほどで・・
老舗ホテルならではの特別なギャラリー。歴史とともに進化し続けるウェスティン都ホテル。今年最初のホテルステイ先に選んでよかったと思いました。

見る値打ちありですよ!
「古都」川端康成
京都を舞台とした小説 1962年
ジュニアスイート(リニューアル)

今回はリニューアルされた部屋である「ジュニアスイート」に宿泊。
部屋の中央には間仕切りのようなドアがあり、空間を二つに分けることができるようになっています。
ドアを開けると最初に飛び込んでくる半円形ソファ。存在感がありますね。座り心地もよかったです。
床は寄木タイプ、デザイン性のあるヘリンボーン。





ホテル内にあるスパ「SOTHYS」のアメニティ。一番のお気に入りはシャワージェルのRosemary。「しっかりめのハーブの香り」で身体がひきしまったような、目が覚めるような。。

ラウンジ
今回は混んでいる時期と重なってしまい、あまりラウンジでゆっくりできませんでした。
ハイシーズン、週末でのラウンジ利用は期待しないほうがいいかもしれません。

順番待ちは部屋で連絡が来るまでのんびり待ちましょう
食べものですが、夕方以降はそんなに食べられないのでこちらのラウンジでいいかな、と思っていました。
ところが量も数も少なくて物足りなくて・・。といってもレストランにいくほどでもなく、中途半端にお腹がすいたまま。結局、早く寝て朝一番に朝食にいくことにしました。

クッキーなど持参すればよかったー

混雑のため、ラウンジではチェックインができませんでしたが、チェックアウトのほうはゆっくり済ませることができました。
華頂SPA
さて、今回のいちばんのお目当ての天然温泉です。
入口から広々、清潔感があって魅力的なアート作品がずらり。ゆったりとした空間になっています。

中を撮影するのはできなかったので、写真はここまで・・
ラウンジのイブニングカクテル後に温泉にきたのですが、人はそんなにいなかったのでのんびりできました。
特におすすめはやはり露天風呂。幻想的な雰囲気の中、ひんやりとした空気に包まれて、緑の匂いもいい感じでものすごく癒されましたよ。
翌朝にもまた露天風呂のほうへ。そして帰りは入口近くにあるシャワーを浴びて帰りました。

「洛空」朝食ビュッフェ
朝の6時半に「洛空」へ。私たちが3番目くらいで好きなテーブルに着席させてもらいました。
お目当ては和食のビュッフェ。どれもハズレなし。だし巻き卵、きんぴら、焼き茄子、蒸し物など。
(写真手前の)おにぎりは握ってもらったもの。いちおしの具は「牛しぐれ」。

きつねとネギ入りのシンプルなにゅうめん。うどんもあったけれどちょっと重そうだったので・・シメにぴったりのにゅうめんです。

カレーの味はいたって普通です。具はありません。サラダバーの野菜と合わせて野菜カレーにしてみるのもありですね。
よかったところ、よくなったところ
久しぶりに宿泊したウェスティン都ホテル京都。感想について簡単に書いてみました。
【よかったところ】
- 館内の庭園、都ギャラリー
- 広々とした温泉施設「華頂」
- おいしい和食(洋食は食べていない)
- 部屋のソファとパーソナルチェア
【よくなかったところ】
- ラウンジのフードの種類が少ない
- ラウンジのテーブル同士が近すぎる
- 洗面ボウルの水はけがよくなかった
- 枕が高すぎて肩こりと頭痛になってしまった
- 館内の廊下が長すぎて迷いがちだったこと
枕については就寝前に確認すればよかったです。合わないと気づいたのが夜中で、結局そのまま使い続けてしまいました。
あと、ホテル館内の廊下がくねくねと長いので、どこを歩いているのかわからなくなってしまったことが何回かありました。温泉の帰りに部屋についたら身体が冷えていた、なんてことも。
予約の段階で「エレベーターから遠くない部屋」をリクエストしておいたほうがよさそうです。
ベストシーズンは5月と10月
次回に滞在するとしたらラウンジのついていない標準の部屋にしようと思います。
そして、庭園の散策と温泉スパを楽しみたいですね。そのためには春または秋がベストシーズン。
人混みを避けるために、5月(GW過ぎ)と10月(紅葉の前)が狙い目です!