節約をしつつ、価値のあるものにはお金を使うこと
身の丈にあった生活を心がけながらも、自分にとって「価値のあるもの」にはお金を使うようにすると、長くお得に使えます。
もちろん計画性があってのことですが、結局のところ、節約といってもメリハリが大切。
「**に対してはお金を払う」という自分なりのポリシーを決めておく。そうすると買うときに迷いなくお金を使うことができます。
さて、「どういったものにお金をかけたらいいの?」ということで、お金の使い方についてのマイルールを書いてみようと思います。
身体に直接触れるもの
お金を使うべきもの=身体に触れるもの。
- ベッド
- 椅子
- 靴
- 肌着、ニット
- カトラリー
ベッド
1日のおよそ三分の一を過ごしているベッド。身体に密着しているので健康にも影響があります。となると、やはり身体に負担のないベッドがいいですよね。
ベッドの重要性に気づいたのは、あるホテルに宿泊したときのこと。そのホテルのベッドが心地よくてぐっすり眠ることができたことから「家でもこれを使いたい!」と、同じベッドを購入しました。
以来ずっとそのメーカーのベッドを(買い替えをしながらも)使い続けています。
デメリットといえば、宿泊先でイマイチのベッドだとなんとなく落ち着かないということくらいでしょうか。

「やっぱり自宅のベッドのほうがいい」と嬉しい誤算も。
椅子、ソファ
ベッド同様、椅子やソファも身体に密着しているので、お洒落なデザインだけで選ばないようにしています。
仕事や勉強が椅子のせいで集中できないとなると、姿勢は悪くなる、時間はもったいない、でなにもいいことがありません。
ほんのちょっとの時間だけ座るのならまだしも、頻繁に使うものに対しては実際に試してから買いたいですね。
あと、意外と重宝するのが「パーソナルチェア(ソファ)」。使い勝手がいいですし、スペースもとりません。そのため、長く使える可能性が高いです。
質のよいものだと一生使える家具になるでしょう
ちなみに私もパーソナルチェアを持っています。好きな布地を選んでオーダーしたものですっかり愛着のある家具に。今後も布地の張り替えをしながら使い続ける予定。
このパーソナルチェアを見つけるのに数年かかりましたが、途中で妥協して適当なものを買わなくてよかったと心から思います。

靴
足を守ってくれる靴。そして靴で人の性格などを判断されたりします。
中身で勝負と自分で思っていても、靴がボロボロだと良識のある大人はまともに相手にしてくれません。
ということもあり、やはりそこそこよいものを履いていたいですよね。
ところで・・・自分にあった靴ってなかなか見つからないと思いませんか?
それくらい靴探しってむずかしいですよね。
どんなに評判のいいと言われているお店だとしてもなぜか合わなかったりします。
また、自分の足の形が変わってきたりするので、せっかくお気に入りの靴やメーカーが見つかったとしてもいつか合わなくなることも・・
とはいえ、チープな靴だとますます足が痛くなる。ということで「靴にある程度の出費」は避けられません。

まさにトライアル・アンド・エラー
ニットや肌着
洋服でなかなか妥協できないのが「ニット」です。やはり肌触りのいいウールやコットンは本当に気持ちいい。
長く着ることができるし、それになんといっても肌触りがいいので気分もおだやかになれるんですよね。
薄手のものだったら、秋、冬、春の3シーズンもOK。数万円だとしても最低5年以上は使えるのでしっかり元は取れてしまいます。

肌着も同様で、グンゼの「The Gunze」のコットンがお気に入り。やさしいふわふわとした肌触りに思わず身体の緊張がほぐれますよ。
カトラリー
手を使い、口に食べ物を運ぶフォーク、スプーンなどのカトラリー。
唇や舌に触れ、しかも手で持ち続けるという敏感なもの。
こういったところにお金をかけて良いものを使うと気持ちよく食事ができます。
セットで揃えなくても、はじめは少ない数だけ使いそれで気に入ったら買い足していく、というのがおすすめ。
毎日、自宅での食事がまるで五つ星レストランで食べているような感覚になります。
宿泊施設(ホテル、旅館)
せっかくお金や時間をかけてどこかへ旅をする。
年に数回しか旅行しない人にとっては、ものすごく貴重な時間ですよね。
その旅の要である「宿泊施設」。どうせなら普段から泊まってみたいところを選びましょう。
もちろん人によっては「どんなところでもいい、泊まる場所さえあればいい」という人もいます。それは人それぞれなのでここでは問いません。
ですが、宿泊施設で過ごす時間をとても楽しみにしているのであれば、気に入ったところを選んだほうが一生忘れられない良い思い出ができますよ。

いいところへ泊まった思い出は「お宝」❤︎
まとめ
ということで、今回は私の「節約してはいけないもの、お金を使うべきポイント」について書いてみました。
「身体に触れるもの」と「旅の宿泊施設」について納得のいくものであれば、値段は高くても結局は満足のいくことが多かったです。
後悔したものといえば、ほとんどがチープなもの。買っては捨てるの繰り返しがだんだんしんどくなってきました。トータルで見て損になり、もったいない結果に。
「新しいものを買う楽しみ」はありましたが、あまりにもその回数が多いと疲れてしまいます。
いいものを少なく長く。
そうするとわざわざ買い物する時間も回数も少なくなります。

コスパもタイパもいい!
あと、よく知られたブランドものだと「中古」で売りやすくなるのも嬉しいですね。
出口をよく考えてものを買う。節約になりエコにもなるので一石二鳥です。