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mari
住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

【老後の住まい】持ち家よりUR賃貸や公営住宅のほうがラク

先日、知人と老後の住まいについておしゃべりをしていたときのこと。

ふと彼女が「老後はUR賃貸に住みたいなぁ」とぼやきました。

思わず「え?」とびっくり。

なぜかというと、彼女の場合、すでに自宅のローンが終わっていたからです。

理由を聞いてみたら「自宅のメンテナンスしなくていいし、固定資産税もないし・・」とのことでした。

うん、それはわかるような気がする。

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なぜUR賃貸?

わたし自身、東京都心のUR賃貸に住んでいたことがあり「UR賃貸って便利でいいな」と実感していました。

UR賃貸のメリットを、簡単にリストにしてみました。

  • 保証人なし
  • 更新料なし
  • 礼金なし
  • 適正な敷金返金

詳細はこちらにも書いています。

高齢者におすすめのUR賃貸のタワマン

使い勝手のいいUR賃貸。

特にタワマン(タワーマンション)が、高齢者にとってはとても便利な住居環境です。

なぜかというと、タワマンのすぐ近くにはスーパー、コンビニ、ドラッグストア、クリニック、クリーニング、カフェやレストランなど便利な施設がいくつもあるからです。

当然ですが、タワマンとなると住民数がものすごいので(千人近く)自然とこういった施設が近くに集まってきて、本当にどこにいくにも「すぐそこにある状態」。

もちろん、現役世代にとってもありがたいのですが、高齢者のほうがその便利さをより多く享受できると思うんですよね。

ただ、地震などの災害を考えると低層階がおすすめです。

人生の最後をUR賃貸で暮らす

そういえば、私がUR賃貸タワマンに住んでいたときも、多くの高齢者が住んでいました。

港区、世田谷区の家を売って移り住んできた、という方々と実際にお会いしたことがあります。

家賃が20万以上する部屋が多いので、それなりの収入(年金含む)があることが条件ですが・・

人生の後半、余裕資金で賃貸に住むというのもありかな、と。

フットワーク軽い人生でとても合理的だと感じました。

あと、持ち家にこだわらない人、ひとり暮らし、持ち家の最終処分を考えたくない人にとっては「賃貸」のほうがなにかとシンプルに暮らせます。

固定資産税、残された人たちによる「不動産の処分」・・賃貸だとそういった面倒なことがいっさいありません。

民間だと保証人やらなにかと面倒なので、だったらUR賃貸にしておこうと考える人が増えるのは当然のことだと思います。

持ち家が面倒な人は賃貸が気楽

話は元に戻しますが、知人の場合、家というものにそんなに執着はなく、そこそこならどこでも「住めば都になる」と割り切っています。

高齢者になってまで「きれいな家」はどうでもよく、とにかく気楽に住める場所がよいのだそうです。

こればっかりは本人の価値観や考え方によりますね。

住む家よりも「住む場所、土地」。相性がよければなおさらのこと。

そこで賃貸生活をして家にかかるコストを気にせずにのんびり暮らしたい、という考えです。

人生の最後をどうしたいのか?が一番むずかしい

さいごに

人生、終の住処。持ち家の最後は誰が処分するのか。

これが最大のネックです。

誰にも迷惑をかけたくないのであれば、URなどの賃貸を利用するのも賢明だと思います。

そして。いよいよ賃貸生活も無理になってくると、ホームや施設へいく、などもフットワーク軽く移動できます。

また、残された家族にとっても持ち家の相続のトラブルなど少しは回避できます。

そういったことを考えれば、高齢者にとっては民間賃貸よりもUR賃貸のほうが安心。

これから何かとUR賃貸が注目されるかもしれないですね。もっとUR賃貸のような高齢者特化のマンションができれば人気が出そうな気がします。

あと、UR賃貸でなくても、公社賃貸住宅(団地)があります。そちらを選ぶ人も増えてくるのではないでしょうか。

さて、あなたの人生の最後の最後、どんな住まいで終わらせたいですか?

追記:以下、興味深い記事がアップされました。

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