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mari
住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

なぜ?日本のマンションにトイレが1つしかない謎〜2つは必要

今日のお題はずばり「なぜマンションにトイレが1つしかないのか?」。

マンションの間取りを見るのが好きなのですが、あるときふと気付いたことがあります。

それは、どんなに立地のいい高級マンションでも、なぜかたった1つしかトイレがないということ。

それが、たとえ100平米以上だとしてもなのです。

2人住まいでもトイレは2つは欲しいところ。ましてや3人以上で住んでいてトイレが1つしかない、となるとなにかと大変そうです。

今回はマンションのトイレの数に焦点をあてて私の感じたことをお伝えします。

Contents

どんなに広いマンションでもトイレがたった1つしかない驚愕の事実

日本が世界に誇るウォッシュレット。

特に「痔」で悩んでいる方にとってはまさに救世主ですよね。

ただ、洗いすぎると必要な菌まで流してしまうというマイナスな面もあるようですが。

とはいえ、それでも多くの日本人にとってはウォッシュレットはなくてはならない「生活の必需品」。

と、機能は大変充実している日本のトイレ。

それなのになぜかほとんどのマンションにはトイレがたった1つしかありません。

それがたとえ高級マンションであったとしても、または100平米ほどの広い部屋だったとしてもトイレが2つあるマンションの間取りを見たことがないのです。

水回り、コストカットだけの問題?

Photo by <a href="https://unsplash.com/@spdumb2025?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Amy Chen</a> on <a href="https://unsplash.com/s/photos/wondering?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>

結局、水回り設置を避けたいコストカットが主な原因なのかもしれません。

オプションでつけるにも「水回りの設置が難しそうな場所」だと面倒なのは想像できます。

とにかく間取りはシンプルにして一般受けさせて、早く完売したい、とか。

たとえ2つのトイレがよいとわかっていても、とにかく部屋数を増やして売るということを最優先にしているのかもしれません。

小さな部屋数を増やして3LDKにするという涙ぐましい努力の跡が見られる間取りがあります。

玄関脇にトイレがある便利さを知ってしまった

私が住んでいたニューヨークのコンドミニアムでは60平米くらいしかなかったにもかかわらず、トイレがなんと2つありました。

1つは玄関脇、もう1つは主寝室。特に玄関脇にある小さなトイレがものすごく便利でした。

いうまでもなく玄関脇に大きなトイレなんて必要ないのです。とにかく「すぐに使える」というのが最大のメリット。

家を出る直前にトイレにいっておきたい、鏡で身だしなみを確認する、帰宅後すぐに駆け込みたい・・・。

そんなときってしょっちゅうありませんか?

なのに、日本のトイレだと家の中にあるため、わざわざ靴の着脱をしなくてはいけません。

特に紐付きのスニーカー、ビジネスシューズだとそのたびに結んだりほどいたりで・・めんどくさい!

マンションの玄関には「土間+トイレ」がほしい

Photo by <a href="https://unsplash.com/@spdumb2025?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Amy Chen</a> on <a href="https://unsplash.com/s/photos/wondering?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText">Unsplash</a>

マンションの場合、よくある田の字型間取り。玄関がとても狭い。そしてすぐ隣にはたいてい小さな4畳半〜5畳の部屋。

もう、いっそのこと納戸のような小さな部屋はなくし、玄関と一体化した「土間+トイレ」にすると使い勝手がかなりよくなるはずです。

そのような玄関を「土間」にした間取りのマンションがすでにありますが、残念ながら「トイレ」まではないようです。

主寝室にトイレとバスルームがあると超便利

土間にトイレさえあれば、廊下にトイレを設ける必要がなくなります。

そして、もう1つのトイレは主寝室に設置。そうすれば夜にわざわざ廊下に出てトイレに行く必要がありません。

そして、介護が必要になった場合、主寝室からそのままトイレまたはバスルームに行くことができるとかなり楽になります。

基本プランに

・土間にトイレ
・主寝室にトイレ+バスルーム

を取り入れると、かなり使い勝手のよい間取りになります。

また、子供部屋があるにしても土間のほうのトイレに行けばOK。子供がいつか家を出ていくことを考えると、それで十分。

日本の場合、3 LDK、70〜80平米、家族2〜4人。とすると、やはりトイレが2つあると助かります。

一軒家でさえ1階と2階に1つずつあるのが普通なのに。

そもそも、たった1つのトイレだと朝の争奪戦は相当なもの。

誰かが入っていると、誰かが我慢しています。結果、トイレに入れなかった誰かが犠牲になっているわけで・・

それが毎日となると不健康になってしまいます。

そういった意味でもトイレが多いほうがなにかと便利だし、健康にもいいのに。

なぜそこまで配慮してくれないのでしょうか??

まとめ

ウォッシュレットの機能は進化しているのに、「トイレの数」となると残念なマンションのトイレ。

トイレを我慢していると健康によくないのは明らかです。せめてオプションで「トイレを増やす選択」さえあれば助かるのですが・・

せめて70平米以上のマンションには「トイレ2つ」が標準になることを期待しつつ、今後もトイレ事情に注目していきたいと思います。

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