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mari
住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

【家探し】住んではいけない危ない場所

家探しで一番大切なこと。それは「環境」。なぜかというと健康に影響するからです。

もちろん、緑や自然があるにこしたことはありません。

ただ、それらが備わっていたとしても「困ったもの」が同じ場所にあればそれはマイナス要因となってしまいます。

今回は、多くの引越しを体験してきた私自身の「健康被害」についてお伝えします。

Contents

大きな鉄塔

これまでの賃貸マンションで一番のお気に入りだったAマンション。そのマンションの隣にはこじんまりとした緑あふれる公園がありました。

ところが、そのマンションに移ってからというもの、吐き気をともなう頭痛が頻繁におこるようになりました。原因はわからないまま5年ほど住んでいたのですが・・症状はひどくなるばかり。

ところが、そのマンションを出てからある事実を知ることになります。

それはマンションのすぐ隣の公園に鉄塔がたっていてそれが頭痛の原因なのではないかということ。その鉄塔は木々に囲まれていてあまり目立っていませんでした。

頭痛の原因がこの鉄塔?!それは引越しの件でネットで調べていたときに、偶然見つけた情報。そこには強力な電磁波のせいで頭痛がおきるようなことが書いてあったのです。

そういえば、入居後にラジオの電波が乱れがちでいつも「ザーザー」となっていて、まともに聞くことができませんでした。変だなとは思っていたのですが・・

夫は仕事で家に24時間いませんが、私はずっと在宅で家事と仕事をしていました。

もともと反応しやすい敏感体質だったため、そこに高圧電線というものが引き金となり、弱いところ(私の場合、脳の部分)を強く刺激したのではないかと推測しています。

医者ではないのではっきりとはわかりませんが、窓の前の公園に「高圧電線」があるとなると、身体にいいはずはありません。

家族、親戚にだれも頭痛持ちはいないことから、私が家系ではじめての頭痛持ちとなってしまいました。

敏感な方、お子さんにとって一度健康被害にあってしまうとそれが私のように持病となってしまいます。ちなみにその後20年以上たっても頭痛体質から抜け出せないまま。

以来、頭痛外来で片頭痛専用のお薬を処方してもらい、お守りのようにバッグに入れている生活が続いています。

あのとき住んでいなければよかった、といまさら遅いのですが。

公園のほうもしっかりチェックしていれば、そして鉄塔が及ぼす被害の可能性を知っていればあのマンションには住んでいなかったでしょう。

まさか自分がこんなに長い年月、片頭痛に悩まされることになるなんて予想もしていませんでした。

なので、物件探しの際は必ず近所に「鉄塔」がないかどうかをチェックしてください。

鉄塔の高圧電線がひきおこすかもしれない「頭痛」には気をつけて。

幹線道路沿い

米国から帰国後、ホテルに一週間ほど宿泊している間に賃貸マンションを見つけなければいけませんでした。そこで急いで見つけたのが幹線道路沿いにあるマンション

といっても内覧にいったときは幹線道路などあるなんてあまり意識せず(裏側にあった)、ほとんど新築で部屋もきれいだったので即決。

まだ20代だったので環境などあまり気にしていませんでした。

ところがそのマンションに入居して以来、一日中咳をしている状態。それは当然ですよね、家の前が車の交通量が多い道路で空気がきれいなわけがありません。

もともと母も祖母も呼吸器系が弱く、私もぜんそくになりやすい体質でしたし。

結局、その後すぐに自然のある地域へ引っ越すとぜんそくの症状がうそのように消えました

排気ガスが多い場所に住んでいて健康によいことなんて何一つありません。特に呼吸器系が弱い家系の人は気をつけてください。

住む地域を選ぶ際にしておくべきこと

今回の私の体験談は、日本での物件探しにまだ慣れていない頃のものでした。

それ以来、物件探しをする場合は住む予定の地域の地図をじっくり眺め、どこに何があるのかをしっかり頭にいれるようにしました。

興味のある物件を見つけたら、すぐに「地図」をみて周辺になにがあるのかを把握すること。

また、役所、警察署、図書館、大きめの病院、税務署、神社仏閣などが近くにある場合、不快な施設、幹線道路などがあまりなかったりします。

なので、公共的な建物の近くに住むというのは賢い住まいの選び方だと思います。図書館が近くにあったら、なにかと便利ですよ。

さいごに

住む場所によって健康状態が大きく左右されます。もちろん反応しない人もいますが、どうせなら「良い環境」に住んだ方がいいに決まっています。

不動産屋さんがマイナス要因になるようなことをお客さんに積極的に教えることはほぼありません。だからこそ、自分たちでしっかりとした下調べが必要になってきます。

万が一、健康被害が出たとしても賃貸ならすぐに退去することもできます。ただ、分譲で買う場合は土地とその周辺チェックを念入りにしましょう。

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