断捨離で最初に手をつけやすい「本」。でもたくさんありすぎてどれを処分していいのかわからない・・。
私も毎回悩みます。どれを買取に出そう、手元に置いておこうか、と。
断捨離で不要なものを捨てるのもいいけれど、自分にとって手離したくないものは(場所さえ確保できるのであれば)大切にとっておいたほうがいいと思うんです。
ものをかんたんに捨ててしまうと、もう二度と買えなくなります。
なのでよく考えて処分しないと後悔することになります。
もう二度と手に入らないとなると・・そんな悲しいことはありません。せっかく最初は気に入って自分の元に来たのに。
今回は断捨離のなかでも多い「本」について、私の体験を通じてわかったことをお伝えしていきます。
どんな本を手元に置いていた方がいいのか。参考にしてもらえれば幸いです。
絶版の本はプレミアム級です
ふだんの暮らしでメルカリを利用していますが、高値でも売れやすいものがあります。
それは、絶版の本。もう2度と手にいれることができない貴重なもの。なので高値でも売買が成立しやすいというわけです。
【メルカリ体験談】手持ちの絶版本を出品しようとサーチしてみたら・・なんと10倍の値段になっていました。まさにお宝に!
絶版の本を手に入れたい人たちがいる
世の中には、絶版の本をどうしても手に入れたい人たちがいます。それは・・
- 著者のファン
- 中古本の販売業者
- せどりをしている人
- 本の内容に関する専門家
- 著者本人またはその家族
著者本人が買う場合もあります
初版ハードカバーをメルカリで出品したらすぐに売れたことがあります。ニッチな分野だったので、まさかこのような本を買いたい人がいるなんてと驚きました。
ひょっとして、この分野の専門家だったのかな。なんとなくですが、コメントのやりとりで中高年の方っぽい感じだったので。
あと、ある中古本売買サイトで出品したときのこと。購入者さんはなんと著者ご本人だったのです。
「絶版なので中古サイトで回収している」とのことでした。そのサイトでは匿名配送はなく、お互い名前も住所もオープン。確かに送付先は著者さまのお名前だったので間違いないでしょう・・
あと、中古本の買取でいつも安値になってしまうのが、ベストセラーの本。やはり大量に出回っているのがよくないんでしょうね。
ということで「絶版のニーズってすごい」ということを身をもって知りました。
- ニッチな分野
- ハードカバー
- ベストセラーでないこと(希少性が大事)
リアルな本の出版が少なくなっていく
現在、電子書籍または耳で聴くオーディブルが定着しています。となるとリアルな本の印刷ってどんどん減っていきそう・・。
ということは、これからは印刷された「本」を所有するのはぜいたくであり、貴重な存在になっていく可能性があります。
近未来には、本というものがお宝のような存在に。ひょっとしてダイヤモンドやゴールドより高くなるような本がでてくるかもしれません。
断捨離していいもの、しなくていいもの
環境を考えるとこれまでのように大量生産して捨てるというライフスタイルは成り立ちません。
ということは、今あるものを簡単に捨てることができなくなってしまいます。
モノを捨ててすっきり暮らすのも大事だけど、本当に自分にとって大切だと感じたものはとっておいたほうがいいです。
それがあるとなんかほっとする。ハッピーに感じるならそばにおいておきましょう。自分のためにも。無理して何もかも捨てる必要はありません。
ものは大切に。