和室の畳の「い草の香り」。夏は仰向けにごろんとなったり気持ちいいですよね。
我が家にも小さいながらにも心地いい空間の和室があります。
ところが、そんな和室でも気をつけないといけないことが・・・
今回は和室の盲点について書いてみようと思います。
和室の盲点とは?
それは床面、座布団、座椅子に直に座り続けること。これがけっこう腰の負担になります。
実際に私自身、昨年くらいから腰にじわじわと痛みが出るようになり、いまでは「慢性的な腰痛」となってしまいました。
その原因は不明だったのですが、診察で「和室での座り方が原因」かもしれないとのご指摘が・・・
男性の場合だとあぐらで座ることが多いので、まだバランスがとれています。
ところが女性の場合は横座りが多く、そのせいで腰に負担がかかりやすいらしいのです。
そこでハッと気づいた我が家のコタツ。
春〜初秋まではコタツがないので和室で過ごすことはほとんどないのですが、晩秋〜冬の時期はずっとコタツにいる時間が多いんです。
しかも腰を曲げている横座り。これは明らかによくないですよね。
ちなみに先生のご自宅では和室がなく、床に座る生活はしていないとか。もちろん腰痛防止にもなっているということでした。

横座りが原因だと気づかされました
和室での座り方はあぐらがいい
和室だと床に座るという姿勢がよくないのは明らかです。
ということで、私もなるべく直接床に座らない生活をすることにしました。
何か良さそうな座椅子を探したいと思い、ネットであれこれと探してみたのですが・・
ところが、コタツに合いそうな座椅子を見つけるのがけっこう大変!
というのも売られているこたつといえば高さが低い。
反対に普通のテーブルの高さのコタツだと和室の雰囲気に合いづらい。
座面高の低い椅子にフィットするコタツが欲しいんだけど、これがなかなかなないんです。
ややこしいことに座面高が低すぎると膝に負担がかかり、立ち上がるにも「よっこらしょ」とちょっとしんどいそう。
反対に座面高がちょっと高いとコタツの中に足が入らないという「微妙なサイズ感」・・・
椅子もコタツ選びも「腰痛にならないものを選ぶ」ってむずかしい。
コタツとパーソナルチェア
我が家ではひとり用のパーソナルチェアがあります。
その座面高は低めの32センチで、これがとても座りやすい。
和室に置いても違和感がありません。おそらく高さが低めだからこそ和室に合うのでしょう。
ところがこのパーソナルチェアの高さにあうコタツがまったく見当たらないのです。
そもそも足が中にはいらないんですよね。
私としてはこのパーソナルチェアに合う高さのコタツが欲しいのですが・・
腰痛のことを考えると、やはり和室でのコタツ生活はいさぎよく?あきらめたほうがよさそうです。
コタツが妙に落ち着く不思議
結婚以降、ほとんどが和室のない生活を送ってきました。もちろんコタツもありませんでした。
ただ、床暖房があったので絶対にコタツが欲しいとはならなかった。。
現在の家には和室があるので、床暖房があるにもかかわらず、和室にコタツを置いています。
なぜか床暖房のあるリビングルームよりも、こたつで座布団に座るこのスタイルが妙に心地いいんですよね。
特に寒い冬は本当にありがたいです。
どうしてもコタツを使いたい場合
ということで、なんとか現在のコタツをたま〜にでもいいので使いたい。
ずっと座っていると腰に負担がかかるのでちょっとだけの時間のために。
とりあえず座布団2枚重ねてその上に座椅子を載せようと思ってます。
そうすれば、ちょうどコタツの中に足を入れることができる。
そして横座りはしないで、あぐらをかいて座ろうと思っています。笑

お行儀よりも腰のほうが大切!
和室が減っている理由
和室が減ってきているといわれています。
腰の負担と家具のレイアウトのしやすさを考えると、減っていくのは当然の流れかもしれません。
また、高齢者になればなるほど椅子やベッドのほうが生活がしやすいですよね。
やはり、腰痛を気にしなくてもいいように、和室に合うタイプの家具や、腰痛にならないコタツや椅子の高さがあればと思います。
これからいろいろと変わっていくような気もします。
早く新しい和室の使い方というのが出てこないかな、と期待しつつ。
さいごに
コタツの脚のサイズを伸縮性にすると、さまざまなサイズの椅子に合わせることができます。
とにかく横座りだけはNG。
座るにしてもあぐらにするとか、コタツの中で長時間過ごさないようにするとか。
腰痛防止がなんといっても一番大切なので、コタツの誘惑に(?)負けないようにしたいものです。
