- 床暖房がある
- キッチンパントリーがある
- 正方形リビングは避ける
- 白のキッチンカウンターは避ける
- 寝室の大きな梁は避ける
引越しや家を買うときに、とりあえず最初に間取りを見ませんか?
間取りにはたくさんの情報があります。あれこれと想像しながら見ているとあっという間に時間がたってしまいます。
ところが、間取りの見るべきポイントさえわかると「ムダな時間を使わずに即決」することができるんです。

ワタシ独自の基準なのでご参考までにどうぞ
床暖房があるのが最低条件
床暖房が必要な方にとっては一番最初にチェックしたい箇所です。
ちなみに床暖房がある場合、図面の床部分に点線として表示されています。
床暖房のメリットといえば、気管に優しいこと。呼吸器系が弱い人にとってはエアコンから吹き出てくる風は避けたいもの。
その点、床暖房だと風とともにほこりが部屋の中で舞うことがありません。また、エアコンとは違い、床暖房だと足元からじんわりとした暖かさが心地いいんですよね。ということで、「床暖房がない」冬はちょっと想像できません。


床暖房のおかげで底冷え知らず♪
キッチンにパントリーがあると超便利
キッチン内にパントリーがあるかどうかで、使い勝手が断然によくなってきます。
反対にこれがないと、通販で棚を買うハメになったり、または食器棚のあいているところに食材などを詰め込んだり・・。
自分で棚を買ったとしても、キッチンのどこかに据え置きするとなると見た目がよくありません。おまけに、そのためのスペースが必要になってきます。マンションだとキッチンが狭いので、ますますごちゃごちゃに。
幅が15〜20cm程度の小さなパントリーだとしても、そこにちょっと食材などを置くスペースが可能です。しかも思っている以上に物を置くことができるんです。

同じマンションでも部屋によってはパントリーのないキッチンがあるので気をつけて!
正方形リビングダイニングは家具の配置がむずかしい
結論からいうと、家具の配置がものすごーく大変なんです。
私自身、一度この正方形リビングダイニング(以下LD)に住んだことがあるのですが、「ダイニングテーブルとチェア」および「ソファとテレビ台」がうまく配置できませんでした。
このふたつのセットがなんだか不自然にくっついてしまうんです。見た目がどこかおかしい、なんとも居心地のよくないLD・・。
やはり長方形でないと配置はとうてい無理ということがよくわかりました。ただ、「ソファ、テレビ、テレビ台」を持っていない人にとっては関係がないかもしれません。
とはいえ、あとになって家具を買いたくなったり気が変わるかもしれないので、万が一のために「長方形のLD」を選んでおきましょう。また、テレビやテレビ台がなくてもソファやパーソナルチェアくらいは置きたいという人は多いと思います。
その場合でも、やはり長方形LDのほうがレイアウトは簡単です。ということで、なにかと配置がむずかしい正方形のLD。はじめから避けておくのがベターです。

間取りで一番先にみてください
白のキッチン・ワークトップ(天板)は避ける
キッチンのワークトップ(天板)の色ですが、柄のない真っ白は避けたいというのが個人的な意見です。
私自身、アクリル人造大理石の真っ白なワークトップを使ったことがありますが、真っ白というのは、やはりなにかと神経を使います。
4年目くらいになるといつのまにか気付かないうちに小さな傷(へこみ)が数カ所できていて・・・
いったいいつの間に?!こんなものができてしまい大ショック。
ちょっとの汚れも気になるし、白すぎてこちらが神経質になってしまう。見た目は「白づくし」でオシャレなのかもしれませんが、実用的ではないと感じました。ただ、こればっかりは好みの問題ですが・・。
同じ白でも、人造大理石のハイクラスの白色ベース(柄がほんのり)がおすすめです。
現在、我が家では白、茶、黒のまざった色のワークトップを使っていますが、めちゃくちゃ使いやすいです。
見た目もフローリングの色と合ってて、なんといってもとてもオシャレ。
もちろん、細かい傷なんて全然気になりません。毎日ズボラできるありがたさ。それでいて美しく見えるキッチン。ストレスを少しでも減らすための工夫って大切です。

長く使う場合、「色選び」は慎重にしてください
ベッドの頭上に梁があると体調不良になりやすい
これは風水的なことなのですが、ベッドの頭上に梁があると「体調が悪くなる」と言われています。
実は風水のことをあまり知らない(気にしていなかった)頃、たまたま入居した部屋の寝室がまさに頭上に梁がありました。
部屋のレイアウト上、天井に梁があるところにベッドを設置しなければいけなかったのですが。そんなこと何も気にしていませんでした。
確かにその家に住んでいたときはずっと体調が悪く、特に「頭」にトラブルが集中していました。そのことを気づかずに住んでいたのですが、あるとき寝ながら上を見ていたら大きな梁があることに気がついたんです。(壁から10cm以内なら許容範囲)
調べてみたら「風水的によくない」ことがわかりました。(結局その後、引越しました)
風水があっていたかどうかはわかりませんが、上に大きな梁があり、そのすぐ下で眠る、というのは確かに気持ち的にはよくありません。頭上に梁が迫っているので、なんとなく落ち着きませんでした。
おそらく「気の流れ」が梁のせいで遮られているため、それが風水的によくなかったのでしょう。
以来、間取りでは「寝室の梁」の位置を必ず見るようになりました。
もちろん寝室だけではなく、他の部屋にも「梁」があったりするので、致命的な位置にないかどうかをよくチェックしておきましょう。

大きな梁ってスペースを圧迫するから要注意
さいごに
さまざまな家に住んでみてわかることって多いですよね。
なんとなく知っていたとしても、実際に住んでみて改めて気づかされることが本当に多いです。
結果、現在住んでいるマンションの住み心地にそこそこ満足しているのは、上記の条件をすべてクリアしていたためです。
ということで、以上、私が個人的に「必ずチェックするポイント」でした。
といっても、あくまでもこれは私自身の判断基準です。
あなたはあなた自身の「これだけはゆずれない」という最低条件をしっかり決めておきましょう。
