タワーマンションに賃貸で住んでいたことがあり、そこにはさまざまな人たちが住んでいました。
とはいえ、私たちは夫婦ふたり。しかも途中から二拠点生活をしていたこともあり、住民の方とは個人的におつきあいをしたことはありませんでした。
エレベーターなどで会うことがあれば挨拶や小話などをする程度です。
あと、玄関には表札がついていますが、名前を出している人はほとんどいません。なので自己紹介をしない限りはお互いの名前すらわからない状態。
そんな人間関係がちょっと希薄そうですが、そういった関係のほうが心地いい人も多いのではないかと思います。
ということで、今回はこれまでタワマンで出会った住民の一部の方々について書いてみたいと思います。

タワマンに多い住民のタイプ
東京都中央区のタワマンに多い住民のタイプです。
- 20〜30代の若いファミリー層
- 20〜40代の独身 ビジネスパーソン(FIRE、在宅も含む)
- 20〜50代のDINKS
- 地権者
- 高齢者
東京駅周辺、丸の内、銀座、築地、汐留、新橋に近いせいか、やはり若い現役世代が多いです。
たまにですが、親と住んでいる独身の成人した子ども(といっても40代以上だったり)もいたりします。
全体的に少ないのが40〜50代のファミリー層です。おそらく郊外の広めのマンション、または戸建のほうに住んでいるのだと思います。
高齢者ですが、地権者のほかに、他の地域からの転入組もいます。銀座など買物に便利なのが大きなメリットなのでしょう。
深夜になるとドタバタ騒音が・・
隣に住む一人暮らしの男性。私は会ったことがないのですが、夫のほうは何回か会ったことがあるそうです。ところが、一度も挨拶したことがないのだとか。
どうやら、ちょっと気難しい雰囲気で、なんとなく声をかけづらいオーラが出ていたそうです。
それだけならよくある話なので問題はないのですが・・
この男性・・なぜか真夜中の2時ごろになるとかなりの生活音を出してくるんです。
たとえば、家具を引きずっているようなギーギー、ドッカン、ゴットンという音。
まるで、
- 今から引っ越しでもするの?
- 部屋の模様替えでもしているの?
- ジムのような器具で筋トレでもしているの?
という感じなのです。
誰かと騒いでいるのではなく、ひとりでせっせと何かをしているような感じなのです。
真夜中でシーンとしている中での騒音なので、かなり響き渡っていました。
その男性の部屋の上・下階の住民さんはもっとうるさかったはず。
夜にいつも起こされてしまうというのは困りましたが、その部屋には長く住み続ける予定がなかったので管理人さんに苦情をいいませんでした。
こういう隣人に恵まれないという経験をするたびに「賃貸でよかった」とほっとします。
地元の地権者さん
タワマンには地元の地権者さんたちが多く住んでいました。
個人的には、エレベーターで気さくにおしゃべりしてくださるのはどちらかというと地元の人たちが多かったです。
ずっとこの地で住んでいる人たちって大体わかるんですよね。ちょっと説明がむずかしいけれど。
どこか余裕があるというか、ほんわりと自然体な感じなのです。なので地元の方かな?と思って話しかけると、けっこうおしゃべりが弾んだりしました。
あいさつってむずかしい
お互い初対面でも「こんにちは」と挨拶するだけでもその場が和むことが多いです。
ちなみにタワマンでこちらから挨拶をして無視されたり、嫌な顔をされたことは一度もありません。
あと、スマホをみていたり、声をかけないオーラを出している人には挨拶しない。これもマナーかなと思っています。
いろいろな人たちがいる
タワマンにはさまざまな人たちが住んでいます。もちろん日本人だけでなく外国人もいます。
住民が多く住んでいて、お付き合いが希薄になりがちですが、定期的に災害訓練などや住民同士の交流会がありました。
なので、そういったイベントにはなるべく参加したほうがいいのかなって。(といっても一度だけ・)
なぜかというと災害が起きたときは、すぐ近くの人たちとの助け合いになるからです。なにか起きたときには、遠くの人より近くに住んでいる人が頼りになります。
ちなみに、タワマンに住んでいたときに「人間関係においてトラブルに巻き込まれた」というのは一度もありませんでした。
*上記の騒音問題には遭遇しましたが・・
どこでもそうですが、隣人に関しては運次第なんですよね。
ということで、今回はタワマンの住民さんたちをご紹介しました。
マンション内で良い人間関係をキープするには「プライバシーにあまり立ち入らない」ことが大切だと思っています。