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mari
住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

【天井が高い家のデメリット】寒さと光熱費対策、大変な電球交換

あこがれの天井が高い家。素敵ですよね。私も大好きです。

天井の高いお店は繁盛しやすい、とまで言われているほど。私たちはなぜか天井の高いものに魅了されてしまうようです。

ところが。

自宅となるとちょっとワケが違ってくるんですよね。

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寒い部屋、高い光熱費

友人A子さんの話

友人A子さんの家。天井が高い「吹き抜けリビングルーム」があります。

ちょうど家を建ててから5、6年がたったときのことでした。

話をしていたら、A子さんがふと「天井が高くてなかなか家が暖かくならない」と不満の様子。

しかもずっとエアコンの暖房を使っているため、高熱費が高くなっているらしいのです。

エアコンの暖かい空気は上へ上へ。一階の床は冷えきったまま。

こんなとき、せめて床暖房があればなんとかなりそうですが、それでも光熱費が気になりますよね。

対策に巨大な布のパーティション

そこで、A子さんは冬の寒さ対策をしました。

それは、なんと「巨大な布のパーティション」をとりつけたこと。

実際に見ましたが、天井から大きな布が垂れていて、リビングから二階に空気があがらないようになっていました。

ちなみにカーテン屋さんに採寸にきてもらい作ってもらったそうです。

まさに「巨大なのれん」状態。

階段とリビングルームが布によってきっちり分断されてました。

もちろん効果はばっちりだそうです。冬には大活躍で、光熱費の節約にも貢献しているとのことでした。

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布だと収納もできて便利です

電球交換ができない

天井が高いと電球交換がしづらくて大変です。それこそ脚立が届かないほど高いと交換すらできません。

脚立の一番上にのぼり、上を向きながらの電球交換。なので、天井が高くなればなるほど危なくなります。

特に、高齢者や背の低い人にとっては避けたい家事ですよね。

mari

バランスを崩したらあっという間に転倒してしまう・・

電球交換だけでなく、天井照明の付け替えなんかは絶対にムリというレベルです。

また、拭き掃除などもめちゃ大変そうです。

老後になるとおそらく業者さんにお願いして、あれこれとメンテナンスしてもらうことになるのかも。

見た目だけで決めないで、メンテナンスのことをよく考慮して決めたいですね。

【私の体験】

先日、キッチンカウンターのダウンライトの交換ですら足元がふらついてしまいました。

電球の取り外しはできるのですが、取り付けがなかなかできなかったのです。

近くにいた夫に助けを求めて交換してもらいましたが、低い天井高だっただけにショック。

これから高齢で一人になったときはどうしたらいいんだろう、とリアルに感じた出来事でした。

さいごに

高い天井の物件はとても人気です。なので不動産売買でも有利なのですが・・

ただ高齢者にとっては何かと大変でしょう。私なら光熱費やメンテナンスのことを考えると、吹き抜けはやめておきます。

あと、天井高が高いとカーテンなどの窓まわりも「オーダーサイズ」でしか受け付けていないことが多いです。

高級なものにはやはりなにかとお金がかかってしまうんですよねー。

ただ、自分が納得しているのであればそれは価値のあるもの。どちらがいいかは本人次第。

業者さんに頼んでメンテナンスなど依頼するのも賢い選択だと思います!

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