今回のテーマは「理想の住まい」について、これまでの私自身の引っ越し経験をもとに書いてみようと思います。
- 老後はどこに、どんな家に住みたい?
- 親、きょうだい、友人の近くがいい?
- 都心、郊外、小都市、田舎、海外?

理想の住まいの条件
これまで度重なる引越しを経験してきて、自分にとって「どんな住まいが理想なのか」というのがわかってきました。
それが以下の条件です。
- 心地よさを感じる土地に住む
- 近くに気心知れる親族や友人が住んでいる
心地よさを感じるということは、自分と相性のいい土地です。
そして、それは「めったに出会えない貴重な場所」。
そんな貴重な場所の近くに気心知れる仲の良い親族や友人が住んでいるとなると、それはありがたいことだと思いませんか?
私ならすぐにでも移り住んで「良い気をもらいたい」と思ってしまいます。
それくらい、自分と相性のいい場所ってなかなか見つからないんですよね。
住みたい場所の見つけ方
住みたい場所の見つけ方があります。
それは、駅を降りて改札をでてはじめて街を見た瞬間。
「あ、この街の雰囲気、なんかとても好き」と瞬時に感じたときです。
- 街の雰囲気、佇まい
- 自然があるかどうか
- 騒音、交通量、建物
- 歩いている人たちの様子
などで、自分の好みかどうかがわかります。
そうなるとほとんど決まったようなもの。あとはこの街のどのあたりの家に住もうかなってなります。
もちろん、自分にあっているかどうかは人それぞれですが、実際にその土地にいってみるとすぐに判断ができるでしょう。
これまで引越しが多かった私の体験からすると、このような「奇跡のような出会い」ってめったにありません。
それだけに一瞬でときめくような土地に出会ってしまうと心がわくわく躍るんですね。
これって本当に貴重なことなんです。
ちなみに家探しでいちばん重要なことは、まず最初に「立地のよさ、将来売れるかどうか、歴史的に定評のある土地かどうか」を調べた上でその場所に行きましょう。
気心知れた人たちが近くにいることの幸せ

心地いい相性の土地だとしても、その地域に知り合いがいないと生活全般に慣れるのに時間がかかります。
私自身、「引越し先にだれか知り合いでもいたらいいのになぁ」と何度も思ったことがあります。
すぐ近くに住んでいたら、お茶に呼んだり、または何かお裾分けのものなど気軽に持っていったりもできます。
足をつまづいて骨折したり、インフルエンザなどで動けなくなったり、生活をしているとさまざまなトラブルがでてきたり、歯医者はどこへいったらいいんだろう・・とか。
たとえパートナーがいたとしても、気心知れたご近所さんがいるだけでも「心のゆとり」が違ってくるでしょう。
ちょっとしたことかもしれませんが、これってものすごくありがたいことなのです。
それだけ、引越し先にすでに知り合いがいるとずいぶんと心が軽くなるもの。
新しい土地で、新しい知り合いを見つけることって本当にむずかしいです。
どんなに社交的な人であっても・・特に年齢を重ねてくると・・。
なぜなら、大人になってからの信頼関係を築くというのはとても時間がかかるから。
また、その土地に古くから住んでいる人たちにとって、「他所からきたよくわからない人」と積極的に関わりを持とうとするでしょうか。
しかも、そのよくわからない人が転勤族となると、また「どこかに引越しをしていく人」ということになってしまいます。
とはいえ、そういった環境でありながらもかけがえのない友人ができたのであれば、それはそれでありがたいことなので大切にしたいですよね。
老後を意識した「住まい」となると、やはりすでに良好な関係のある親族や友人がいる場所に住むほうが安心しておだやかに暮らせると思うのです。
夫婦だとしてもいつかは一人になります。
自分が一人になったときには、どんな環境のもとで暮らしていきたいのか?をしっかりと考えておきたいですね。
さいごに
どんな場所でも、結局は近くに住んでいる人たちと「よい人間関係が築けているかどうか」が生活の質を大きく左右します。
心地いい環境と、良い人間関係。
この最低限のふたつさえ備えていれば、幸せに暮らしていくことができるでしょう。
それに向けて今から夢を抱きながら、次の住まいにむけて準備だけはしておく。体力があるうちに!
さて、みなさんの理想の住まい像はいかがですか?
もしよろしければ、以下の記事もご参考ください。

