これまで様々な家具を購入してきました。
そしてずっと使い続けているもの、または途中で手離したものが多くあります。
その中でも「これは買わないほうがよかった」と後悔したり、引越し先の家の間取りに合わない、入らない、その土地の気候に合わない、などいろいろな条件が原因で手離したものが多くあります。
今回はどんな家具を結局手離したのか。使いづらかったのか。現実的な失敗談をお伝えしようと思います。
ソファのない生活は意外と快適
赴任先の国で住んでいた賃貸が家具付きだったため、ソファがついていました。(赴任前に日本で使っていたソファは処分)
ところが、帰国したときのマンションがとても狭く、ダイニングテーブルを置いただけでソファを置くスペースがありませんでした。そのため、しばらくソファのない生活を続けていたのですが、しだいにソファがなくても全然問題ない、ということに気づいたんです。
そしてタイミングよく(?)、行きつけの歯医者さんが「ソファだと姿勢が悪くなり、歯並びも崩れてくる」というアドバイスが。まさに買わなくていい「理由」付ができました。
ということで、それ以来ずっとソファのない生活を送っています。
とはいえ、ちょっと座る際の椅子があれば便利ということで、座面高の低い一人用アームチェアをひとつだけ購入しました。スペースもとらないですし、移動もしやすくて使い勝手もいい。
また、ソファがない最大のメリットは部屋が広くなること。ついでに、ソファの前にあるテレビ、テレビ台、ローテーブルなども不要になるので、ますますすっきりとした部屋になります。
コンソールテーブルには収納スペースがほとんどないのがネック

◎失敗の理由:狭い家には置く場所がない。収納部分が少ない。
壁側にくっつけて置くコンソールテーブル。一軒家に住んでいるとき、リビングルームに置いていました。
ところが、広さのある一軒家なら問題はないのですが、狭いマンションに移ったときに置く場所がなくて困りましたね。
しかもコンソールテーブルといえば脚部分のみ。トップ部分に引き出しがついていることがありますが、それもほんの少しだけ。テーブルトップの下には空間が広がっていて引き出しがありません。
ということで、コンソールテーブルは見た目はおしゃれなのですが、意外と使いづらいということがわかりました。
実際に使うとなると、やっぱり「収納のための引き出し」はあったほうがいいです。
*引越しの予定がなく、広い戸建てに住んでいるなら問題ありません。
火鉢(アンティーク)鑑賞用にはいいのだけど使い道があまりない
これも一軒家に住んでいるときに和室用に購入。京都の火鉢で小さめサイズ。なかなか市場に出回っていないらしいのですが。まぁ、鑑賞用には良いかもしれませんが、なくても十分生活できる家具なので買わなくてもよかったなぁと後悔しました。
水屋箪笥(アンティーク)使用するには衛生面で抵抗感あり
こちらも一軒家に住んでいたときに購入したアンティークの水屋箪笥。海外赴任が決まったときに、購入したお店に連絡して買い取ってもらいました。大型家具だったので赴任先には持っていくことができなかったのです。
結局、転勤や引越しの可能性があるうちは「絶対に大きな家具を買ってはいけない」とつくづく実感、反省しました。
そしてなによりもアンティークとして鑑賞するだけならいいのですが、かなり古いものだっただけに衛生的にどうなのかな、という不安感もありました。やはり匂いも残っていたりするので、そこに実際にお皿などを入れるのに正直いって抵抗感がありました。
ということで、たまたま引越しということがきっかけで手離しましたが、心の中でどことなくほっとした自分がいました。
以来、アンティークの家具を買うときは「腰高よりも低い」または「小さいもの」と決めています。
さいごに
家具の失敗としては、やはり一軒家の広い家に住んでいるときに購入したものが多いです。
特に転勤や引越しの可能性がある場合、家具の購入にはくれぐれも慎重にしたいものです。
- 高額なもの
- アンティーク
- サイズが大きいもの
どうしても手離さないといけない場合は、骨董専門店に買い取ってもらってください。

査定に来てもらう前には、きれいに掃除しておいてね

