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住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

移住または二拠点生活(デュアルライフ)で自分らしい生活を実現する

コロナ禍で注目されている移住または二拠点生活(デュアルライフ)。

日本だけではなく、海外でも都会を離れる人たちが増えているようです。

ということで、今回のテーマは「移住と二拠点生活」について書いてみようと思います。

Contents

移住と二拠点生活

ここのところ、移住または二拠点での住まいについての話題が身近になってきました。

コロナ以前からそういったライフスタイルを選ぶ人たちがいましたが、今回のコロナ禍で加速、そしてそれがようやく本格的なトレンドになってきたようです。

「リモートワーク、企業の副業OK」のおかげで高い家賃の都心に住む必要がなくなり、ちょっと郊外の自然のある環境で気持ちよくのんびり暮らすことができたらどれだけいいか・・・と一部の人たちがそう思うのは当然の流れだと思います。

私たち夫婦も都会を離れました

2019年に東京を去り、私たちの実家近くにある関西の都市へと引っ越しました。

パートナーの仕事が一段落したので退職、そして地元の小さな会社に転職しました。

ちなみに東京ではずっと賃貸だったので、引越しの方はスムーズに終了です。

セミリタイアになったため収入は激減しましたが、それでも毎月の生活費としてはちょうどいい感じで、ぜいたくさえしなければなんら問題はありません。

ちなみに職場はドアツードアでたったの20分なので通勤ラッシュとは無縁です。夫にとってはこれが一番うれしいようです。

生活に必要なものはすべてあり、水も空気もきれいなので住んでいてものすごく心地いいです。

買い物といえばamazon、楽天、地元のスーパーやネットスーパー、デパートやヨドバシのオンラインなど、これでもう普通に生活するには十分なんですよね。

あとやはり一番嬉しいのは「ほどよい自然のなかで住む心地よさ」です。

一度経験すると、もう都会には戻れないという感じです。

ただ、個人的には田舎ではなく、やはりそこそこの規模の都市のほうが住みやすいです。生活するにはなんでも揃っているし、病院や美容院なども困ることがありません。

今後は、私たちのようにセミリタイアした人だけではなく、現役で仕事をしている人たちにとってもこのような状態になっていくのではないでしょうか。

都心回帰はもう起こらない

昔は都心回帰というのがありました。

ところが、今後は全国好きな場所に住むという分散の時代に入ったのではないかと思います。なぜなら、都心には自然災害に弱い危険な「水害、火山、地震」の可能性があるためです。

そして今後考えられるのが「企業の都心からの流出」。特に将来、大きな地震が来たときが時代の転機となるかもしれません。

それでもまだ都心に需要があると言う人が多くいますが、それは既得権益者、家を購入して住み着いている人、学生時代に地方から出てきてそのまま住み着いている人、子どもの学校の関係で動けない人などの意見でしょう。

なので、そう言っている人たちがどこに住んでいるのか、またはビジネスをしているのかを知る必要があるます。

あと、地方出身でいまさら地元に帰ることができない人も相当多いと思います。

ただ、もうそろそろみんな「何かがおかしい」と気づき始めているんですよね。体力を消耗する通勤、価格が高すぎる家、長期ローンなどかなり無理があることに・・・

転勤などで東京に住む場合、会社のほうが住宅手当として補助してくれる場合があります。

それならまだいいのですが、反対に何も後ろ盾がなく住宅などの補助もない人にとっては、大都会で生きていくのはかなりしんどいだろうし、身も心も疲れ果ててしまうと思うのです。

日本全国、住みやすい規模の都市が多くあります。なのでわざわざ大都会にいかなくても、自分の故郷の近くの「都市」に住むのが安全で体質にも合っているだろうし、それに金銭的にも無理なく幸せに暮らしていけるはず。

ということで、最終的には限られた人たちが都心に残ることになるのではないでしょうか。

そもそもそれが本来の姿であり、都心部で先祖代々地元に住んでいる人たちにとっても人が少なくなって住みやすくなると思うのです。

メディアなどの情報に惑わされないように、自分の考えをしっかりと持ちたいものです。

二拠点生活の体験談 東京都心⇄自然のある小都市

もともと私たち自身が二拠点生活をしていて、東京と現在住んでいる都市を行ったり来たりしてました。

東京での最後の家といえば、タワマン1LDKの賃貸。

移り住む新しい家のほうを主な住まいにしたため、家具や書籍など所持品などをすべてこちらに移動させました。ちなみに住民票も移したので、選挙権や税なども全て新しい自治体へ。

パートナーが週末を利用して月に数回ほど帰り、私のほうは月に1回東京へ。一度行くと7〜10日ほど滞在。

そして何年か後にパートナーが退職。そして予定通り、現在の家のほうにシフトしたという流れです。そこで私たちの長い二拠点生活は完全に終わりました。

今から思えばよく行ったり来たりしていたと思いますが、パートナーにとっては良い気分転換になっていたようです。

さいごに

ちなみに私は都会育ちで、自然とは無縁の生活をおくってきました。ただ、実家にいるときはまだ若かったので何かと便利な生活でした。

ただ、それは時代がそうだったので都会のほうがよかったのだと思います。でも今だったらどうかなぁ。大都会でなくても近郊の政令都市で十分なのでは?

移住も二拠点生活もやってみたら「できちゃった」、そして私の場合は「そこそこ自然のある街が心地いい」という結果。自然があるといっても田舎ではないけど大都会でもない。これくらいがちょうどいいと感じています。

気になるのであればとりあえずやってみる。それでやっぱり都会のほうがいいなーと感じたのならまたそのときまた考えればよいのではないでしょうか。なんでも住んでみないとわからないので、せめて移住予定先で賃貸または長期滞在という形で住んでみるのがおすすめです。

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