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mari
住まいやライフスタイルなどについて発信しています。転勤、海外、引越、二拠点生活、セミリタイア、夫婦二人暮らし。

断捨離ちょっと待って! 近未来にお宝となりそうな「身近なモノ」

最近、断捨離をしないほうがいいのかな、と感じているモノがあります。それが以下のふたつ。

  1. 職人による高品質な家具
  2. ハードカバーの書籍

現在の深刻な感染症の状況下において、職人や数が減ってきています。この兆候はもうかなり以前(リーマンショック後)から始まっていました。そして、アベノミクス以降には不動産が大きく上昇した理由のひとつも「職人不足」。

現在ウィズコロナの時代に入り、ますます「モノづくり」が難しい状況になってきています。そしてこれまで、お金を払えばなんでも買うことができたことが、今後はそれができなくなるのでは・・

ひょっとしてこれまでのようなやり方で断捨離していると、もう二度と買えなくなるかもしれません。実際のところ、そう思えるようなことが私の身の回りにポツポツと出始めてきました。

Contents

職人による高品質な家具

我が家で愛用しているイタリア製のダイニングテーブルとイスがあります。悲しいことに、その家具を扱っている家具店が2020年5月に閉店となってしまいました。イタリアの工場が閉鎖、倒産してしまったそうです。

職人さんがいなくなり、工場もなくなり、そして販売店がなくなる。
それだけではなく、家具製作の技術継承もされない・・・。

結果、独特な味わいのあるイタリア家具を誰も二度と買うことができなくなってしまいました。
と考えるとそう簡単に家具を手放してはいけないとふと思ったのです。

しかも、これから感染症の影響で海外からの輸入品も減らされる方向へ。となると、ますます外国製の家具など手に入れにくくなるのは目に見えています。

今ある家具を大切に使うこと

ハードカバーの書籍

ステイホームで自宅にいる間、せっかくなので中古本の買取を依頼。このときに、あれ?と思ったことがあります。それは、ある本だけが、半年前に査定を依頼していたときよりも三割ほど高くなっていたのです。*半年前の時点では査定のみ。

その本というのがこれ。「プロのためのわかりやすい日本料理」

ハードカバーでどっしりとした重たい本です。料理本というよりは百科事典みたいな感じです。

ところで、本といえば、電子書籍、または耳で聴くオーディブルがすっかり定着しつつありますよね。

そういったこともあり、近い将来は印刷された「本」を所有するのは、一種の贅沢品のようなイメージになっていくかもしれません。

将来、お宝になるかもしれない本
  • ニッチな分野であること
  • ハードカバーでしっかり装丁されていること
  • ベストセラーのように数多く出版されていないこと

今回の査定依頼で日数がたっているにもかかわらず、査定額が高くなっているのはなぜだろう? ひょっとして今後いつかハードカバーの本が出版されにくくなり希少価値となっていくのでは?と勝手に憶測。

結局、この本を手放してしまいましたが、なにも無理をしてまで断捨離しなくてもよかったのかも、と思ってしまいました。

近未来には、本というものがお宝のような存在に、ひょっとしてダイヤモンドやゴールドより高くなるような本がでてくるかもしれません。

断捨離をしていいもの、してはいけないものを見極める

現在、私たちが求められているのは「断捨離すべきもの」と「断捨離してはいけないもの」を見極める能力だと思います。

モノを捨ててすっきりすることはいいことです。だけど、あとで後悔しないように捨てずに大切に使うことも必要になってきます。

  1. 質の良いものを長く使い続ける
  2. 安いものを短期間で使う→処分→購入

私の場合、気にっているモノはとりあえず使い続けることにしました。今後、手に入れにくくなることを考えれば当然のことかもしれません。

コロナ以前には大きなモノから小さなモノへと、すべてダウンサイジングしたいと思っていました。ところが状況は一変。ということで、大型冷蔵庫を処分して小型のものに買い替える予定もなくなりました。

ステイホームで常備しておきたいもの

食料品
日用品
消耗品
新しいPCやスマホ

さいごに

モノの価値観が時代とともに変わっていくー。こんなときどうすればいいのか。自分に何が必要でそうでないのか。

大切なのは気に入っているものを厳選してとっておきましょう。

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