みなさんはモノを買う前に、「これって**で代用できるから、買わなくていいかな」って思ったことはありますか?
極端な例をあげると、「食器洗剤がなくなってしまったので、とりあえずハンドソープを使っちゃおう」という感じ。
この「これがなくても**を使えばいい」という発想は、暮らしていく上でとても大切な「代替力」なんです。
今回はその中でも、モノで雑多になりやすいキッチン関連についてお伝えしようと思います。
小皿をサランラップ、シリコンラップがわりに使う
直径8〜10cmくらいの小皿。醤油やちょっとした食べ物をのせるためだけに使っているとしたらもったいない!
匂い移りを気にする必要がなければ、小皿をそのまま蓋として使うという方法。

上記の写真のように、カップの上に小皿をのせて温かさをキープ。また、食べ物を乾燥から防ぎたいなどにも使ったり。
完全密封したいときはラップが必要だけど、そこまでいらないときもありますよね。
ほこりがつかないように、とか。あと、冷蔵庫に少しの時間だけおいておきたい、なども。
ラップを使うほどではないんだけどなぁ。でもそんなときに役立つのが小皿なんです。
シリコンラップも便利ですが(以前使っていた)、匂い移り、変色などでいつの間にか使わなくなってしまいました。
中皿以上になるとバランスを崩して割れてしまうこともあるので注意してください
バナナスタンドの代わりにS字フック
バナナスタンドをわざわざ買っていませんか?
バナナスタンドがなくてもバナナを簡単に保存できます。それはS字フックを使って吊るすという方法です。

バナナスタンドだとそれを置くためのスペースが必要となります。ところが、このS字フックだとスペースはいりません。上記の写真のように、吊るす場所を探すだけ。
これならキッチンカウンター、デスクトップなどいろいろな場所を見つけることができます。
ほかに、よく使うバッグにもS字フックを利用しています。使い方はバナナと同じです。本当にS字フックって万能グッズなんです!
鍋をボウル代わりに使う
野菜を洗うとき、大きなボウルで洗っていませんか?

大きなボウルって存在感があって洗うのも億劫になってきますよね・・
でも、大きめの鍋をボウル代わりとして使うこともアリなんです!

大きなボウルって収納スペースはいるし、出し入れも面倒
我が家にも、小さなサイズ〜大きなサイズのボウルがあります。
ところが入れ子状態で収納しているためか、だんだん出し入れが面倒になり、結果、パンやケーキ作り以外は使わなくなりました。
そして、料理で使っている鍋(すでにカウンターに置いてあるもの)をボウルとして代用。
上記の写真のように「じゃぶじゃぶ野菜洗い」として活用することが増えていきました。
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また、ケーキ作りには片手鍋をよく使っています。取手の部分を持ちながら混ぜることができるので、とっても使い勝手がいいんです。
ボウルだと左右にずれたりするのがちょっとしたストレスでしたが、片手鍋のボウルだと、手でしっかりホールドしているのでブレがありません。
鍋をピカピカにしたいときはトマトソース作り
わざわざ重曹やクレンザーなどを使って鍋を洗っていませんか?
こんなときはトマトソースを作ると簡単に鍋がピカピカになります。
紙パックのカットトマト、カットトマト缶などを利用してトマトソースを作るだけ。
鍋の掃除で時間を費やすなら、いっそのことトマトソースを作っちゃいましょう。
私の場合、みじん切りにした玉ねぎを炒めて、その後に上記のカットトマトと入れて10分ほど煮込んでいます。すぐに食べない場合は冷凍しておきます。このほうが気分的にもいいんですね。
ということで、鍋の掃除はほとんどしていません。
まとめ
ごちゃごちゃになりやすいキッチン。
だからこそ、先入観でこれにはコレを使うべき!という考えは禁物。
代替力を身につけると、家の中をすっきりさせるだけでなく、貯蓄力もついてきます。
無駄なモノを買わない。こういった思考で暮らす習慣をつけるだけで、自然とお金もたまっていきます。
身の回りに不要なもの、しばらく使っていないものがあるとしたら、一度立ち止まってみる。
「本当に必要かどうか」を考えてみる。
そして、他の何かで代用できるかどうかを考える。
こういった代替力を身につけると、ごちゃごちゃキッチンとはおさらばできるようになります。