エアコンを新しく買うときに気をつけたいのが、「エアコンの配管カバー」。
配管カバーというのは、エアコンから出ている配管を隠すためのプラスチックのカバーです。
オプションなのでこのカバーをつけなくてもOK。
ただ、つけないとなるとテープでぐるぐる巻きにした配管になり、見栄えがいまひとつになってしまいます。
あと配管カバーをつけることによって経年劣化しにくくなります。
ただ、このオプション。意外と値段が高いんですよね・・
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取り付けた場所、取り付けなかった場所
我が家の場合、配管カバーを取り付けた部屋は「洋室、LDK」、取り付けなかった部屋は「寝室」。
なぜ寝室に取り付けなかったかというと、エアコンの下に大きな梁があったためです。サイズ的に配管カバーを取り付けることが不可能だったのです。
なので、この寝室だけはぐるぐる巻きテープが見えたまま。というなんとも残念な外観になってしまいましたが仕方ありません。
配管カバーをつけたら高額だった
実は、この配管カバーの金額を知ったのはエアコンの取付日。
結局、配管カバーの取付料金は合計4万円ちょっとかかりました。
エアコンは合計3つ。配管カバーは2つのエアコン(洋室、LDK)および室外機3つ(洋室、LDK、寝室)です。
エアコンの取付工事に入る前に、配管カバーのおよその見積りをしてもらったのですが、見積もりというかもうほとんど請求書みたいなもの。
なぜなら、もうエアコンは取付けることになっているためです。ついでにつける配管カバーのほうは「提示された値段でするしかない」状態でした。
こんなときは、どうすればよかったのかですが、とりあえずエアコンだけ取り付けてもらう。
そして後日、ほかの業者さんに見積もりにきてもらう。
でもほとんどの人は、そこまでするのはめんどくさいですよね。なので「はい、その値段でOKです」ってなってしまうわけで。。
なぜ配管カバーの事前見積もりをしなかったの?
言い訳になりますが・・
過去の経験から「エアコンの取付(オプションも含めて)およそ1つあたり数千円〜5千円ほど」だと知っていたからです。
とはいっても、購入した大手家電量販店では、一応配管カバーの値段を確認しておきました。「高くても2、3万円」ということだったので、すっかり安心しきっていたのです。
これまでの賃貸生活では、エアコン自体がなく自費でとりつけた家が何度かありました。そして配管カバーもつけたことがあります。
ただ、2機のエアコンでもせいぜい一万円以下で、あとは取り付け無料範囲内というのもありました。
配管カバーの取付価格は部屋の構造によって違う
エアコン取付といってもどの家も同じ構造ではありません。
配管の通っている場所、長さ、天井の高さ、梁の位置、などさまざまな要素があってはじめて料金が決まるのです。
プラスチックのカバー本体はそんなに値段は高くないと思います。ただ上記のように構造的な要素で価格が変わってきます。
ただ、これがとてもわかりづらい。しかもエアコン当日に「これくらいかかりますよ」と言われるとその言い値でお願いするしかない状況。
我が家の場合も高くて2、3万円のはずがまさかの4万円超え。ぼったくられているのでは?と思ってしまいました。いや、そうだったかもしれない。そこのところは今でもはっきりとはわからないのです。
結局、最後に残るのは「モヤモヤ感」だけ。双方にとってもよくない状態です。
エアコン+オプション料金はセットにすべし
この配管カバーというオプション。きっと価格不明瞭でよくわからず、納得できないまま「なあなあ」で支払ったという私のような人は多いと思います。
これはもう「あいまいな当日請求」ではなく、家電店でエアコンを買った時点で「いくらかかるか?」をきちんと値段をはっきりさせておくべきでしょう。
お値段うんぬんよりも「いくらになるかわからない不明瞭な料金」。これが問題なのです。
これからエアコンを新しく取り付ける人は、配管に関するオプションには注意してください。
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さいごに
新築マンション購入と同時にオプションの「エアコンの購入と取付」をお願いしておけばよかったと後悔しています。
マンション全体で同じエアコンを使っていると、入居後に必ずお願いすることになるエアコンクリーニングも提携業者が対応するので、同じエアコンのほうが業者も掃除しやすいですよね。ただお値段がちょっと高いかもしれませんが・・
それでも、自分で新たにエアコンを購入し配管カバーの取付を依頼するとか、けっこう面倒だったりします。あと、エアコンの工事中の音もかなりのもので・・・笑 新築マンション入居前だったら、騒音問題も起きませんしね。
よほどエアコンに対してこだわりがない場合は、最初から取付してもらっていたほうがいいでしょう。